はじまりはじまり

co-taroはお知らせのとおり、4月28日から5月6日までお休みを頂戴しています。

この期間は、東北の農作物が端境期ということと、昨年5月24日の開店以来、一年間走り続けてきたからこその充電期間ということで、お客様にはご不便をおかけすることも承知のうえで、お休みとさせていただきました。

今回の写真は、そのお休み期間で訪れた山形県の田園風景です。

写真の流儀で言いますと、桜がど真ん中にあって、いわゆる日の丸写真(日の丸の旗のように主題がど真ん中、ということです)、構図的にはダメダメ。

でもそうと知りながらパシャリと撮ってみました。桜というよりは周囲の田んぼとの兼ね合いの写真、こちらの田んぼはこれからですね…。

さて、ここに咲く桜はかわいらしい八重桜なのですが、ふと、桜の語源は、と、昔調べたことを思い返しました。

桜の語源については、諸説あるものの、「さ」は五月(さつき)、早乙女(さおとめ)、早苗(さなえ)に共通する聖なるもの、「くら」は座で、「さくら」を神の座と説いたという説が有力なようです。

そして日本の農耕文化の上では、秋祭りで送り出した稲の神が、春に里に帰ってきた証しとして、花が咲き、秋の豊作を神に願う予祝で花見を行うとした説があり、花見好きな日本人って…、ああ、そうなんですね、と気づいたりします。

また、稲作文化に付随した中で考えますと、種蒔きが重要かと思いますが、古くは飛鳥時代より稲作栽培においては「種まき桜」「田打ち桜」と呼ばれ、種まき時を知らせるサインとして日本の農耕文化に密接に関わってきたようです。

稲作の始まりを知らせる花である桜、東北をゆっくりと駆け抜けてゆき、いよいよ春本番。今年はどんな作物に出会えますか、はじまりはじまり~。

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